聞き書き甲子園について

聞き書き甲子園に参加して 〜昨年度参加高校生感想〜

名人との聞き書きを通じて、私は名人と人生を交換し合っていると感じました。
名人は自分にも人にも嘘をつかず、まっすぐに生きているような感じがして、今の日本人はこの姿を見習わなければいけないと強く感じました。
自分の知らない世界が名人のもとにあって、自分は話を聞くたび、ものすごく小さな世界にいたことを感じさせられました。
名人は、私にとって目標のような、ライバルのような存在になりました。私はまだまだ若いから、名人に負けたくはない、そして胸を張れるようにがんばりたいです。
「名人にインタビューすること」が少しでも来世へと受け継がれていく架け橋になれたことが嬉しい。
私はこれから、進学し社会に出ていきます。その時にこの体験が生かされてくることが必ず出てくると思います。私は将来、メディア関連の仕事に講師の先生が教えてくれた尊敬の心、名人が教えてくれたまっすぐ生きる人の恰好よさ、誇りやその姿をすぐに自分のものにするのは不可能だと思いますが、心掛けていくことはすぐにできます。その心がけを忘れることなく、これからを生きていきます。
3日間の説明研修で出会った人たちはみんな立派な夢を持っていて、自分の将来を真剣に考えていました。ものの見方の違う彼らとの話は本当に楽しく、大きな刺激を受け、いつまでも一緒にいたいと思うほどでした。3日間の研修を通じて素晴らしい人間関係を築けた事はとても嬉しい事です。
私はこの「研修会」と「名人の取材」、「レポート作成」で、これから社会に出る自分にとって基本であり、最も重要なコミュニケーションの大切さを学びました。
森の聞き書き甲子園は私に様々な物をプレゼントしてくれました。全国各地の友だち、名人とのつながり、知らなかった限界集落の現実、隠れていた私の生活の不便さ、そして将来の私の夢である、環境保護へつながる何かをする、ということへの第一歩。これからは、さらに、地域の取り組みやボランティアを通して、日本の森を元気にできるような取り組みに参加したいです。私はこの経験を生かした活動をして、いつか名人のところへ胸を張って帰れるような人間になりたいです。
名人のお話は一つ一つがとても興味深いもので、私自身色々なことを知り、そして考えさせられました。名人が育てている苗木だけではなく、県内の林業のこと、自然環境のこと、そして日本の未来のことなど、自分のやっている仕事を情熱的に語られる姿と、その視野の広さには驚かされ、そして感動しました。
私は名人に林業の現実を教えていただきました。それと同時に、日本の今後に関する大きな疑問を投げかけられたようにも感じました。今回の経験は、私に林業への興味を改めて抱かせてくれました。そして、林業の厳しい現状を変えなければいけないと強く思いました。
参加したことで改めて自分のことを見つめなおすきっかけになりました。相手に心を開いてもらいたいときは、自分が開かなければならないという大切なことを知ることができました。
この活動は自分の大きな力になると思いますし、僕の大好きな自然、農業、人というものに少しでも多く触れていきたいです。そして、その他でも常に学ぶ姿勢を持ち続け、様々な経験を積んで、どのような形になるかは、まだ模索中ですが、人と自然、農業を繋げ、未来の第一次産業、第六次産業に貢献できる人間になりたいです。